(有)一栄電気工事店 の日記
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童謡詩人:葛原しげる
2014.11.21
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ぎんぎんぎらぎら夕日が沈む・・・♪童謡「夕日」はこの歌詞で始まります。
この作詞をした葛原しげる氏は広島県福山市神辺町の出身で、福山市の名誉市民であり、このたび、彼の生家である住宅を保存整備する電気設備工事を請け負うことになりました。
工事に入らせていただくにあたり、彼がどのような人物か、またどのような功績をたたえられ歴史に名を残すことになったのか?そんなことが知りたくて、調べてみました。
葛原しげる(1886年~1961年)は福山市神辺町八尋で、盲目の琴の奏者葛原勾当の孫として生まれました。講師として教壇に立ち、「ニコピン先生」と呼ばれたそうです。子供も自分自身もニコニコピンピンであることを願っていたからだとか。
教育者の傍ら、まだ童謡が一般的でない時代の先駆けとして唱歌や童謡の作詞に携わり、先に述べたように、「夕日」や「とんび」・誠之館中学や広陵高校の校歌他400篇とも言われる童謡を残したとされています。
生家の前にはその功績が歌碑「夕日」として残されており、まだ私は確認してはいないのですが、神辺町内では夕方になると、この音楽が放送で流れるようです。
仕上がりももちろんですが、このようなことも楽しみのひとつとしながら、工事期間中はお世話になりたいと思います。よろしくお願い申しあげます。
